ガスケット調整

グラスライニング製機器は、高温の炉内での焼成工程を数回繰り返して製造されます。
従って、焼成によるフランジ面の多少の歪、あるいは倒れは避けられません。特に再焼成の修理品の場合には、フランジ面の歪がさらに大きくなります。
このフランジ面に使用するガスケットには、PTFE包みガスケット(弊社記号 TAG),鉄芯入りPTFE包みガスケット(弊社記号 TMG)の2種類があります。

いずれを使用しても、フランジ面の凹凸,倒れなどに合せてガスケットの厚みを調整しなければ、内圧をシールすることは困難です。

缶体内の使用圧力によって異なりますが、内圧0.5MPa程度までは、2つのフランジ面の隙間が0.5~0.7㎜以上あれば、必ずガスケットの厚み調整を行います。
このガスケットの厚み調整とは、PTFE包みガスケットの中のジョイントシート間にあらかじめ歪に合せて削ったシートを張り合せることです。
ガスケット部から液漏れ,ガス漏れがあった場合、まずボルトやクランプの増締めを行います。
増締めしても漏れが止まらない場合はガスケットを調べ、PTFEの破損、またはジョイントシートの硬化を確認します。
問題があればガスケットを新品と交換し、前記ガスケットの厚み調整をして漏れを止めます。
ガスケットが再使用可能な時もガスケットの厚み調整をやり直します。
このようにしてガスケットの厚み調整ができたら、フランジとガスケットに合マークをつけます。

ガスケットは常にこの合マークを合せて組立てなければなりません。

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